無花果のタルト
28/10/2010
タルトのシートはいろいろなものがありますが、冷凍はゆがみが大きく、キッシュ(おかず用)のものだと甘みがないので、お菓子用の冷蔵タイプがおすすめです。目印はフルーツの絵が描かれていることが多いです。キッシュ用はトマトやタマネギの絵。手間であれば、予め焼かれたタルトケースが売られていますので、それを使っても良いでしょう
中に入れるフルーツはりんご、アプリコット、ナシなど、季節のものを使ってアレンジして下さい。切り方、盛りつけ方で、見た目の印象が変わってきます。簡単に出来るトロリとしたクリームは、どんなフルーツでも相性が良く、簡単で美味しいです
Serves 8 (for a 21cm tart)
- 1(375g) sweet shortcrust sheet*
- 4~5 figs, trimmed the stems and sliced into 4~5 each
- 2 eggs
- 100~120g granulated sugar
- 2 tbsp plain flour
- 100g un-saletd butter
- 1 tsp brandy
- icing sugar, optional
*Leave at room temperature about 15 minutes before.
**Preheat the oven to 180℃/ gas mark 4.
- Line a 21cm loose-bottomed tart tin with the pastry. Leave excess at the edge and prick the pastry with a fork.
- Place it in the oven and cook for about 20 minutes until golden. Allow to cool for 5 minutes. Trim any excess edge with a knife.
- Mix the egg and sugar in a bowl with a hand mixer until frothy and pale. Combine the flour with a whisk.
- Meanwhile, heat the butter in a small pan over a medium heat for about 5 minutes or until golden.
- Pour the butter into the egg mixture and mix well and dash with the brandy.
- Lay the figs on the tart and pour the mixture gently. Bake the tart for 30~40 minutes or until golden. Allow to cool. Serve warm or cold. Sprinkle icing sugar over the top, if you like.
- デザート用タルトシート(冷蔵): sweet shortcrust sheet*—1個(375g)
- イチジク: figs—4~5個
- 卵: eggs—2個
- グラニュー糖: granulated sugar—100~120g
- 薄力粉: plain flour—大さじ2
- 無塩バター: un-saletd butter—100g
- ブランデー: brandy—小さじ1
- アイシングシュガー: icing sugar
*15分くらい前に冷蔵庫から出しておく
**焼くまでにオーブンを180℃(ガスマーク4)に温めておく
- 塊(シートになっていないタイプ)のタルトシートは、型の大きさよりひとまわり大きい円になるように、少しずつ麺棒で伸ばす。必要であれば、薄力粉で打ち粉をする。伸ばしたら、10分程度生地を休ませる
- いったん麺棒に巻き付けてから、型の上にそっとのせる。底と側面に貼付けるようにして、押さえながら生地をタルト生地を敷く。側面の分が足りなければ、他から少し切り取り、上に残った余分はそのまま残しておく
- 膨らみすぎない用に、底の部分にフォーク等で穴を空ける。180℃に温めたオーブンで約20分、軽く焦げ目が付くまで焼く。焼き上がったら5分程度冷まし、端の余分を包丁などで切り取る
- イチジクを好みの形に切り、盛りつける
- ボールに卵を入れ、ハンドミキサーで泡立て始める。始めはゆっくり、少し泡立って来たら、グラニュー糖を少しずつ加え、もったり白っぽくなるまで泡立てる。薄力粉を加えて、泡立器などで混ぜ合わせる
- 小鍋にバターを入れ、中火にかける。沸騰して、更に少し茶色く焦げ目が付いてきたら(約5分)、泡立てた卵のボールに加える
- 泡立器でぐるぐると約1分くらい混ぜ合わせる。ブランデーも加えて合わせ、イチジクを盛った型に上からそっと注ぐ
- 180℃のオーブンで約30~40分、表面に軽く焦げ目が付くまで焼いたら、出来上がり。焼いた後少し生地が落ち着くまで置いてから、もしくは冷めてから、好みでアイシングシュガーを振りかけてどうぞ。
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28/10/2010 at 9:36 pm
本当にこれ、おいしかったですよね。
忘れないうちに、作らないと。
29/10/2010 at 9:03 pm
コーヒーに合いますもんねぇ〜。
パイ生地ではないですよー、クラスト生地です。でも間違えても、あんまり問題ないですね。
29/10/2010 at 2:03 pm
はっ。これだ。リンゴや洋梨でもOKなのが嬉しい。クリームソース(?)、あつあつのバターを卵の中に入れても大丈夫?卵に火が通って固まってもOKですか?あ、スライスした果物は、真ん中には並べない方がいいのかな。
mizue さん、お料理教室の前には、何度も練習するっておっしゃっていたでしょ?相方さんも界くんもこういうおいしいデザートを、何度も試食できるんですよね?
いいなぁー。
29/10/2010 at 9:09 pm
>はっ。
という反応が何とも可笑しい . . .
熱々のちょっと焦がしたバターをジュッと注ぐと「もわもわもわ〜ん」って一瞬膨れるんですよ。多分ちょっと熱が入ったクリームって感じで、このまま舐めるのたまらなく美味しいんですー。焼く前に必ずすくって舐めて〜←オススメです。
スライスしたフルーツはいろいろなパターンを並べてみたんですよ。真ん中に無い方が切り分けた時に切りやすいのです。まさか、まるかじりしませんよね!?中央の部分はクリームを味わうところで、端に近い所がフルーツメイン、ってところかな。
界はケーキとかビスケット好きじゃないのです。しかも無花果は気持ち悪いらしい、見た目がね。だから、このタルトは見向きもしませんでした。追って紹介するダックは結構気に入って食べてくれましたが . . .
31/10/2010 at 1:59 pm
>はっ。
>まさかまるかじりしませんよね?!
お二人のやりとり、まるで漫才みたい。続けてコメントしてスミマセン。
写真があんまりにキレイでそして美味しそうだったから
ここにも足跡残させてくださいね。
タルト皿のフチの上にはみ出た分は、焼いた後に切りとるのですか?!
ひぇー目からウロコです。
ワタシの技術が未熟なせいで、焼き縮みする時としない時の差が激しいのです。
焦がしバター風味、なのかな。
焼く前の生地が美味しいお菓子は、出来上がりも美味しいですよね!
31/10/2010 at 8:11 pm
いや . . .可笑しいですよね、papricaさんって!!
突っ込まずには居られない関西人です。
タルトはもぅ沢山失敗しました。焼く前に切ると、焼き上がりはきれいなんですが、本当に縮みますもんね。私も驚きました。いろいろ調べてみたりもしたのですが、焼く前に切り取る場合と、焼いた後と二通りあるみたいです。高さを残したい場合は焼いた後の方が良さそうですね。タルト、これからもいろいろ作ってみます。
>焼く前の生地が美味しいお菓子は、出来上がりも美味しいですよね!
なーるーほーどーー(笑)
01/11/2010 at 4:20 am
あー、こんなところに nene_co さん♪
mizue さん、どうして私が関西人だってわかったの...文章では一応「標準語」を話していたつもりなんだけどな。
...タルトって。ちぢむの?? 始めからこんなに美しくはできないんだろな。聞いて良かったです。
01/11/2010 at 4:17 pm
papricaさん
もぅ、はじめっから関西人だ、もしくは関西に住んだことがある人に違いないと思っていました。そう、私も奈良出身、高校も大学も京都のヒトどすえ。
タルト、1cmくらい縮みます、冷凍物は特に。高さ4cmくらいの型なのに、1cmも縮まれると、寂しいです。
03/11/2010 at 5:59 am
みずえさま
さすがに、ちがう。
わたしの、
ナンチャって無花果アップサイドダウンケーキとは…。
03/11/2010 at 3:45 pm
いえ . . .とんでもないです、本当に!!
私もかなりカジュアルです。アイシングシュガーで誤摩化すのは得意ですけどね(笑)
今オーブンが故障して、大変困っております。普段頼り過ぎたのかもしれません。フライパン一つでお菓子を作るserendipity_jさんってスゴいなぁ〜、と思っているところです。来週には直ると思うんですけど . . .ここはイギリスですからね。
28/11/2010 at 6:34 am
[…] とにかく。この「タルト」のアイデアに浮かれてしまったワタシ。いつも「食い心」をかきたてて下さる「kitchen 20」さんのところでもね、先月、美しい「無花果のタルト」が紹介されていたし♪ […]
21/01/2011 at 8:01 pm
今日はこれを作りました。
無花果はさすがに売っていなかったので洋梨で。
もう何回作っただろう。毎回裏切らない美味しさです。
そして流し込む前のクリームの試食と削った端っこの試食はマストです(笑)。
やっぱり寒い日はオーブン料理に限ります。
ごちそうさまでした。
(今年は作ったら書き込むことを心がけています。お返事なくても結構なのでお気使いなく)
22/01/2011 at 11:46 am
そうは言っても、ついついコメントする性格知ってるでしょ?
黙っちゃいられない、バーチャルもリアリティーもなのっ(笑)
クリームの試食がたまらんですねー、洋梨とのコンビも最高です。ありがとう。