サーモンパイ

03/12/2021

料理教室でもメニューだったサーモンのパイ。ちょっとアレンジを加えて見たのですが、ホント見た目より絶対に簡単にできるので、ちょっと頑張った風に見せたい時に覚えておくと良いかも、です。
特に魚料理って、きっと皆困っている感じ。種類も多くない国ではありますが、サーモンなら手軽に入手出来ますしね。

パイってよそ行きっぽいイメージありますけど、とにかくパイ生地がそこらへんで売られているので、敷居が低くなりますね。そのパイ生地に生のままの魚を包んで焼くと、ちょうど良い火の通り加減になって、ふっくらなのもマジックです。

合わせるほうれん草、そしてトマトのマリネ、ソースもいい感じに揃ったな、と自画自賛。これにあとはデザートでもあれば大満足なのじゃないかしら。

レシピに加えて、今回はキングスクロスのクリスマス風景を入れてみました。キングスクロス、駅周辺も開発地区も好きなエリアです。そしてクリスマスっぽい雰囲気を味わえるカフェというかラウンジも2箇所ご紹介。近くまで寄る時間があれば、ぜひ訪れてみて下さいね。

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ロックダウンも少しだけ緩まったところで近くのファーマーズマーケット(Alexandra Palace Farmers’ Market)

春先のほうれん草はアクが少なくて柔らかく瑞々しいので、それ目当てで行ったのですが、美味しそうなベーコンを見つけ「あ、リゾット作ろう!」。イギリスのベーコンは塩がとても強いのですが、その塩気で食べるリゾットがウマイ!極上のリゾットとなりました。

マーケットでの買い物の様子も入っています。久しぶりのマーケットでの買い物、楽しかった!又出かけます。

美味しいベーコン: モーガンズブレコン—morgansbrecon https://morgansbrecon.co.uk/

0:07​~ マーケットの様子—Market
2:20​~ リゾットの作り方—How to make the risotto

レシピは画面をクリックすると「Youtubeで視聴する」と言うメッセージが表記されます。そこからYoutubeの方でご覧になってください。Youtube画面下に↓↓レシピはこちら↓↓があります。「もっと見る」でレシピが表記されます

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11月からイギリスのクリスマス料理をご紹介致しますね。

途中で去年2019年のものですが、料理教室の時のクリスマステーブルを少しお見せしています。よろしければどうぞご覧下さい。 09:17 クリスマステーブル

イギリスのクリスマス料理、まず一つ目はサーモンのパイ。日本に比べて魚の種類がうんと少ないイギリスですが、サーモンは人気の魚。クリスマスにはサーモンを使った料理がいくつかあり、サーモンオンクルート(サーモンのパイ)はその代表的なものです。我が家ではこれに必ず付け合わせるのがトマトのマリネ。色合いもクリスマスっぽいし、甘酸っぱい味もサーモンのパイにぴったりだと思うのです。

こうなったら何がなんでもクリスマスをおおいに盛り上げ、楽しむのだーーー!!

4人分

  • ほうれん草: spinach—180g
  • ケイパー: capers—20g / 20g
  • 無塩バター: un salted butter—20g
  • ほうれん草用塩コショウ: salt & ground peppercorns
  • サーモン(骨なし皮なし): salmon fillet—500g
  • サーモン用塩: salt—小さじ1/2
  • サーモン用コショウ: ground peppercorns—少々
  • 冷蔵パイシート: puff pastry sheet—1枚(320g)
  • 卵黄: egg yolk—1個分
  • 水: water—小さじ1
    ープチトマトのマリネ
  • プチトマト: baby tomatoes—12個
  • お湯: hot water—大さじ2
  • アップルビネガー: apple vinegar—大さじ2
  • ハチミツ: honey—大さじ1
  • 塩: salt—小さじ1/2
  • ローリエ: bay leaves—7、8枚

***焼く前にオーブンを220℃ / 200℃ ファン付き / ガスマーク7に温めておく

  1. ほうれん草の袋にハサミなどで小さい穴を2、3箇所空けて、電子レンジ(800w)に1分程度かける。(袋に入っていない場合は下ゆでして下さい)
  2. 冷水に放った後、ざるなどに空けて水気を切る。これを数回繰り返し、最後にぎゅっと手で絞る。一口大に切っておく。ケイパーは水気を切る
  3. フライパンにバターを溶かし、ほうれん草を2、3分炒め、ケイパーも合わせて水分を飛ばしておく。塩コショウで味をととのえておく
  4. サーモンの裏表に塩コショウをし、パイシートの中央に置く。卵黄に水を加えて伸ばし、よく溶いておく
  5. 炒めたほうれん草をケイパーを上にのせ、サーモンをのせた上下に卵黄を溶いたものをハケなどで塗る。左右どちらかのパイ生地でサーモンを包むようにする。上に卵黄を溶いたものを塗り、もう片方で包み込む。パイ生地の合わせ目をしっかり抑えて、上下を返す。その時に90度回転させておく
  6. つなぎ目の少し口の開いた部分を抑えるようにして、くっつける。その後、フォークで更に抑えておく。表面に包丁の背で格子模様をつけておく(格子模様をつけることで破裂を防ぎます)
  7. 卵黄を溶いたものを表面に塗り、パーチメントシート(クッキングシート)を敷いたオーブントレーにのせる。温めたオーブンで35〜40分、サーモンに火が通り、表面がキツネ色になるまで焼く
    ーパイを焼いている間にプチトマトのマリネを作る
  8. トマトを湯むきする。鍋に熱湯を沸かし、プチトマトを入れて約10秒、火が通ったら、すぐ冷水に取り、冷ます。その後皮を手で剥いて、ボールに入れておく
  9. 小さい器にお湯を入れ、ハチミツを溶かす。塩も加え、ビネガーも合わせておく。トマトとローリエをボウルに入れ、その上からビネガーを合わせたものをかけて、パイが焼けるまでマリネしておく
  10. パイが焼けたら、5〜10分程度、落ち着くまで待ち、1/4に切り分ける。トマトの汁気を切って、添えたら出来上がり。

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Salmon En Croute

すっかり遅くなってすみません。クリスマスまであと1週間切ってしまいました。クリスマスワンプレートシリーズはこれにてひとまず終了。最後の方で久しぶりに喋っております。どれも1時間以内に出来るかな。動画では全てワンプレートに盛り付けましたが、取り分けるスタイルにしても良いでしょう。

イギリスではクリスマスにサーモンもよく登場します。こうやって大きな塊を包み込んだパイにすることが多いのですが、見た目の豪華さにしてはそれほど手間いらずだと思います。日持ちしないので、クリスマス前日などにスーパーに行くと、お魚コーナーはサーモンが行列しています。イギリスのサーモンはやっぱりこうやって洋風にしてあげるのが一番美味しく食べられるようですね。

日本で切り身しかない場合は一つづつ包んで下さい。包む手間が多少多くなりますが、最後に切る手間は省けます。

酸っぱいトマトのマリネが欠かせません。さっぱりさせてくれますし、色もクリスマスっぽいでしょ。

ギリギリになりましたが、ロンドンの街中のクリスマスの様子もただいま編集中ですので、どうぞお楽しみに。

<4人分 / Serves 4>

  • ほうれん草—1パック(250g) / 1pack(250g) spinach
  • ケイパー—20g / 20g capers
  • 無塩バター—20g / 20g un-salted butter
  • 塩コショウ—少々(ほうれん草用) / salt & ground pepepr corns for spinach
  • サーモン(骨なし皮なし)—500g / 500g salmon fillet
  • 塩—小さじ1/2(サーモン用) / 1/2 tsp salt for salmon
  • コショウ—少々(サーモン用) / ground pepepr corns for salmon
  • 冷蔵パイシート—1枚(320g) / 1 puff pastry sheet (320g)
  • 卵—1個 / 1 egg
  • プチトマト—300g / 300g mini tomatoes
  • アップルビネガー—大さじ2 / 2 tbsp apple vinegar
  • グラニュー糖—大さじ1 / 1 tbsp granulated sugar
  • 塩—小さじ1/2 / 1/2 tsp salt
  • ローリエ—7、8枚 / 7,8 bay leaves
  1. ほうれん草の袋にハサミなどで小さい穴を2、3箇所空けて、電子レンジ(800w)に2分程度かける。(袋に入っていない場合は下ゆでして下さい)
  2. 冷水に放った後、ざるなどに空けて水気を切る。これを数回繰り返し、最後にぎゅっと手で絞る。一口大に切っておく
  3. ケイパーは水気を切って、粗くみじん切りにする
  4. フライパンにバターを溶かし、ほうれん草を2、3分炒め、ケイパーも合わせて水分を飛ばしておく。塩コショウで味をととのえておく
  5. サーモンの裏表に塩コショウをし、パイシートの中央に皮目の方を上向けて置く(焼いて盛り付ける時には皮目が下になります)
  6. 炒めたほうれん草をケイパーを上にのせ、溶き卵をサーモンをのせた上下にハケなどで塗る。左右どちらかのパイ生地でサーモンを包むようにする。上に溶き卵を塗り、もう片方で包み込む。パイ生地の合わせ目をしっかり抑えて、上下を返す。その時に90度回転させておく。
  7. つなぎ目の少し口の開いた部分を抑えるようにして、くっつける。その後、フォークで更に抑えておく。表面に空気穴をフォークで開ける。更に表面に包丁の背で格子模様をつけておく(フォークの空気穴、格子模様をつけることで破裂を防ぎます)
  8. 溶き卵を表面に塗り、パーチメントシート(クッキングシート)を敷いたオーブントレーにのせる。200度に温めたオーブンで25〜30分、サーモンに火が通り、表面がキツネ色になるまで焼く
  9. <パイを焼いている間に>
    トマトを湯むきする。鍋に熱湯を沸かし、プチトマトを入れて約30秒、火が通ったら、すぐ冷水に取り、冷ます。その後皮を手で剥いて、ボールに入れておく
  10. ミルクパンなどにビネガー、砂糖、塩を入れて溶かす。トマトの上にローリエをのせ、その上からビネガーを合わせたものを温かいうちにかけて、パイが焼けるまでマリネしておく。
  11. パイが焼けたら、5分程度、落ち着くまで待ち、1/4に切り分ける。トマトの汁気を切って、添えたら出来上がり。

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Grilled Mushrooms & Spinach

料理教室のテーマがタパスの時、どこかに入れたかったのが、スペインのマンチェゴチーズと、かりんのゼリー(クインスジェリー)の組み合わせ。いくらみたいな色でしょ?このコンビは良く知られているのですが、ゼリーの甘さとチーズの塩気が最高なのです。下戸の私でも、酒関係なく、次々に食べてしまう美味しさ。が、それだけだと流石にレシピにはならないので、ココで組み合わせてみました。香ばしさも加わって、美味しそう、楽しそうでしょ。

そして、マッシュルームの種類も豊富なイギリス。大きさによってポルタベッラ: Portabella—直径10cm、ポルタベリーニ: Portabellini—直径7cmなどに分かれますが、実際はいい加減に分かれているような気もします . . .手に入るもので作ってみて下さい。

Serves 6

  • 6 Portabellini mushrooms, removed the stalks
  • 1 clove of garlic, finely chopped
  • 250g (1 pack) spinach
  • 6 tbsp + 2 tbsp breadcrumbs
  • 50g Manchego cheese, cut into 5mm squares
  • 1+1+2 tbsp olive oil
  • salt & ground black peppercorns
  • quince jelly

*Preheat the oven to 200°C, gas mark 6.

  1. Use a skewer to make a few small holes in both side of the pack. Cook spinach pack in a microwave on high for 1 minute. Turn it over and cook another for 1 minute.
  2. Rinse, drain and squeeze with hands to remove the excess water. Cut into 3 cm length.
  3. Heat the garlic and 1 tbsp oil in a frying pan over a low heat. Cook the spinach for about 2~3 minutes and season with salt and pepper.
  4. Transfer the spinach into the bowl and mix together the breadcrumbs. Leave it cool and add the cheese.
  5. Grease the 1 tbsp oil in the oven proof dish and place the mushroom face up.
  6. Spoon the spinach on each mushroom and sprinkle with breadcrumbs. Scatter the 2 tbsp oil over the mushrooms
  7. Grill the stuffed mushrooms in preheat the oven for about 25~30 minutes or until they are golden.
  8. Place a little quince jelly on top of each mushroom then serve immediately.

6人分

  • ポルタベリーニマッシュルーム: Portabellini mushrooms—6個
  • ガーリック: garlic—1片
  • ほうれん草: spinach—1パック(250g)
  • パン粉: breadcrumbs—大さじ6+2
  • マンチェゴチーズ: Manchego cheese—50g
  • オリーブオイル: olive oil—大さじ1+1+2
  • 塩コショウ: salt & ground black peppercorns—少々
  • クインスジェリー: quince jelly—好みで

*焼くまでにオーブンを200℃に温めておく

  1. ほうれん草は袋の表裏2、3カ所ずつ穴を空け、電子レンジで表1分、裏返して1分加熱する。水に放してアクを抜き、その後手で水気を絞っておく。3cmくらいの長さに切る
  2. フライパンにオイル—大さじ1とガーリックのみじん切りを入れて、弱火にかける。ほうれん草を2、3分ソテーし、塩コショウで調味する
  3. ボールにほうれん草を入れ、パン粉を加えて、少し冷ましておく。チーズを5mm角に切って加える
  4. マッシュルームは石突きの部分を包丁で切り落とす。耐熱皿にオイル—大さじ1程度を敷き、その上にマッシュルームのかさの部分を上にして並べる
  5. 上にほうれん草を混ぜたものをのせ、更にパン粉をかける。オイル—大さじ2程度を振りかけ、温めたオーブンで25〜30分、表面にこんがりと焦げ目が付くまで焼く。好みで仕上げにクインスジェリーをのせて出来上がり

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